●ブラジリアン ローウッド
中南米を代表する唐木で、パリのベルサイユ宮殿にルイ14世のベッドと椅子が残されていますが、
資源が枯渇し、現在ローズウッドと呼ばれているものは、インディアンローズがほとんどです。
樹種も、仕上がりも「本紫檀」に極めて近いのですが、敬愛を込めて〔ローズウッド〕と呼称しています。
又、現地では(パイアローズ、リオローズ、パリサンダー、カビウナ、ジャカランダ)などと呼ばれていますが、ジャカランダは〔のうぜんかずら科〕の美しい花を咲かせる樹と同名で、しばしば混同されているようです。
この材を使用して造られた製品は何をとっても質感があり素晴らしいものが多い。
それはローズウッド固有の特徴でもありましょう。